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今日はオフ日。

昨日は後輩を散々いじめぬいた。

あいつはまだまだ未熟な面がある、でもそれはこれから試合なり練習なりを通して限界を感じて、自分で直そうと思うまで待つつもりだったが、最近自分の残りの競技人生について考えさせられた。

僕が積み上げてきたものは大したものではない、だけどそれでも何かを後輩に残してあげたいと思ってきた。

僕がいなくなったら後輩はどうなっていくんだろう?

そんなことをふと考えて、僕が今まで得てきた技術と知識を後輩に伝えようって決めた。

多分、のびのびやっていきたい後輩にとってはめんどくさい先輩だと思う、うるさいし、笑えないギャグを言ってくるし、頭も悪い。

それでも、あいつらよりも砲丸の知識はある、だからどんなに嫌われようと、疎まれようと、僕はあいつらに、残り一年半を使って自分の全てを渡そう。